エンジンオイルはヤマハ純正の『スタンダードプラス 10W-40』にしました。
4サイクルスクーター用であればなんでも問題ないと思いますが、リード125に使用している『ホンダ ウルトラE1』は10W-30で気持ち柔らかいのでこちらにしました。
オイル量は850ccです。
ファイナルギヤオイルもヤマハ純正の『ギヤオイル』にしています。
オイル量は130ccです。
リード125はどちらも同じオイルでいいのですが・・・
エンジンオイルのドレンは2個所あります。
まずは左側面(後輪とセンタースタンドの間)のドレンよりオイルを抜きます。
こちらのボルトは12mmのボックスレンチで締め付けトルクは23N・mです。
何回かに一回はワッシャも交換しましょう。
ワッシャの純正品番は[90201-12172]です。
純正は銅製の様ですがサイズはリード125と同様品ですのでこれにしました。
ストレート製のM12×20mm×2.0Tです。
ある程度オイルが抜けたら本体下部にあるこちらのドレンを開けます。
こちらはストレーナーになっています。
19mmのボックスレンチで締め付けトルクは20N・mです。
きれいに清掃してこの順番(ドレン[O-リング付]→バネ→スレーナ])、向きで差し込みます。
何回かに一回はO-リングも交換しましょう。
O-リングの純正品番は[93210-29800]です。
右の黒い方が使用済。左の茶色いのが新品です。
品番[93210-29800]で注文したのですが[93210-29198]で色違いが届きました。
全く問題はありません。
オイルを入れたらフィラーキャップにワイヤーロックをします。
線径0.7mmのステンレス針金をワイヤーツイスターで固定します。
普通はこんなもの要らないのですが、このキャップを盗まれたことがあり気付かず走行して油まみれになりました。
そうなると後輪は滑りブレーキは効かずに危なく事故するところでした。
これはもう悪戯や窃盗ではなく殺人未遂です。
それから簡単には外せない様に加工してワイヤーロックをしています。
続いてファイナルギヤオイルの交換です
ドレンは左側面にあります。
こちらのボルトは12mmのボックスレンチで締め付けトルクは23N・mです。
何回かに一回はガスケットも交換しましょう。
ガスケットの純正品番は[90430-08816]です。
クランクケース上にあるこのプラグを開けてからオイルを入れます。
プラグの純正品番は[4Y4-E5363-00]です。
O-リングの純正品番は[93210-14805]です。
オイル量は130mlです。このオイルフィラーで注入します。
オイルは1Lで購入しましたので7回ほど使用可能です。オイル交換のたびに交換することとします。
すべて終了したらオイルチェンジインジケータをリセットします。
オイル交換時期に達していなくてもリセットしましょう。
キーをONし(エンジンは掛けなくてもよい)"SEL"ボタンでオイル交換トリップメーターを表示させる"RES"ボタンを3秒以上押します。
ここに白濁したオイルが溜まります。
溜まっているのを見付けたら外してきれいにしてあげましょう。
外すとオイルが溢れ出ることがありますのでペーパータオルなどで受けておきましょう。